Wackey’s blog

海外×オーガニック

サクラダファミリア in バルセロナ

 

 

こんにちは。

本日は前回のマドリードに続いてバルセロナ編です。

ただ、バルセロナ。見どころ満載だった!

なのでこの記事一枚ではとてもじゃないけど紹介しきれないと思うので、3つに分けて書いていきます。

 

まず、今回の記事では

サクラダファミリアとガウディに絞って紹介していきます。

 

次回の記事では他のガウディ作品だったり、サッカーのバルセロナやその他のことについてです。


まず、スペイン バルセロナで有名な建物と言えばなんでしょう。

 

 

 

言うまでもなく、サクラダファミリアが有名ですよね。

 

設計図を書いたのはご存知のとおりアントニオ・ガウディ

 

ガウディはサクラダファミリア以外にもいくつもの作品を生んでいます。その建物や公園など数々のものが世界遺産に登録されています。

私の中で、「バルセロナの街=ガウディ」

という印象でした。そのくらいガウディの作品には影響力があり、今もなお世界中の人々を魅了し続けています。

なので街がまた可愛いんだ。日本では絶対見られないような形をしてる建物があちこちで見れました。

 

そして、やっぱりサクラダファミリア。おそらくこれまでの私の人生の中で一番感動した建物でした。

 

ガウディ様。あなたはなんて素晴らしいセンスを持った天才だったのでしょう。

 

 

では、文章でダラダラ説明していてもつまらないと思うので、写真と一緒に順番に紹介していきます!

 

まずは

外装です。迫力満点。2026年完成予定で、高さは170メートルになる模様。

ここで私が感動したうちの1つが、ガウディは自然をとても大事にする人物だったらしく、人工物を自然のものよりも大きく作っちゃいけないと、近くの山をギリギリ超えない高さに設計したらしい。

自分の建物だけでなく自然の存在まで考えていたガウディ、感動と尊敬です。

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内観。またここでも感動。

上でも書いたけど、ガウディは自然を大事にする人物でそれと同時に音楽も愛していたらしい。

この内装の造りをよく見ると天井に向かってる柱、何に見えますか?

 

に見えませんか?途中から枝に分かれているようなデザイン。それからもう一つ。音楽のところで、この協会全体を音楽に例えているらしい。また柱部分を木に重ねてオルガンにも魅せてるらしい。

なので、この柱を「森林の木」×「教会のパイプオルガン」に見立ててるらしい。ここで今後コーラスや演奏をしたら、どれだけ音楽の音色がこの協会にこもり、綺麗な音が響き渡るのかと考えたら鳥肌がたったの覚えてます。

それから、内観でもう一つ。

ガウディは後世の人が建築を継続しやすいように、プロポーションの基準となる数値を決めています。それは聖堂内部の縦90mを、キリスト教の聖数である「12」で割った7.5mに決めました。

この数字に基づき、ほとんどの長さがその倍数から設計されています。聖堂内部の幅は7.5×6=45m、翼廊は7.5×4=30m、さらには天井のヴォールドまでの高さも中央身廊で45m、測廊で30mと7.5mの倍数になっているのです。

そう、全ての設計の元となる数字は「7.5m」なのです

協会だから、キリストのことをも考えて設計された数字と内観なのでしょうか。また感動しました。
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こちらはステンドグラス。

1枚目は暖かい色で朝日を表現している。

2枚目は冷たい色で夕暮れ時を表現している。

右と左にそれぞれステンドグラスが配置されてあり、森の中の日の出から日没の時間軸を内観で表してもいます。
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そして、こちら。ガウディが埋葬されています。

サクラダファミリアで一番古いと言われている場所でもあります。それもそのはずここは地下です。地下を作っている最中は実際ガウディも生存していて制作に携わっていたそう。ある時はここサクラダファミリアで寝泊りしていた時期もあったとか。

彼は死ぬ前、家族も資産も全て失った状態で、人生の最後の時をサグラダファミリアに捧げたらしい。1926年の6月7日、サンフェリペネリ教会へ行く途中にトラム(電車みたいなやつ)にはねられたの。73歳で亡くなった。こんな偉人がこんな亡くなり方、、、。手を合わせておきました。

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そしてこちらは裏側。こちらはガウディが亡くなったあと様々な有名な建築家によって工事が継続されてあらゆるところに彫刻やら、人物や動物が添えつけられており、当時の状況がそれぞれ彫刻になっていて、左から彫刻を辿っていくと、当時の物語にもなっていました。またこちらの柱、今度は何に見えますか?

 

筋肉に見えてきませんか?アキレス腱みたいな。笑

そう、なぜ筋肉に例えたのかはわからないけど、人間の要素も入れたかったということが想像できます。
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そして、こちら!

キスをしている銅像の隣にある正方形のボックス見てください。

4×4で16個の数字が並んでます。

足してみてください。縦、横、斜め、、、、

すべて33になりませんか?

それはエスがはりつけの刑を受けた時の年齢と同じで、ガウディが建築したグエル公園(これから紹介する文化遺産)の階段の数も33段だそう。神秘的な数字と言われてる。でも結局、この数字が何を意味しているのかは謎のままになってるけどね。

でも先ほど紹介した「7.5」の数字だったり「33」だったりキリスト教やイエスが関係してることは確かなはず。

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そして、見てください!

これはさっきのボックス。茶色い所を足すとどこでも「33」になるのです。

何通りあるのでしょう。。。もう天才です。

私ならこれ考えるだけで一生終わってしまいます。

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こちらは横から撮ったり、工事してるところだったり、遠くからだったり。この工事現場も2026年までしか見られないから意外とレアかもって思ってパシャりました。

サクラダファミリア是非一度訪れてほしいです。

同じ1人の人間がこんなものを設計したのかと思うと色々考えさせられます。

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こんな感じで、サクラダファミリアにももちろん感動したけど、それと同時にガウディにも興味を持てました。

外観はゴツゴツ、角ばってるのに対して、

内観は緩い曲線の造りがおおくて、

その中にイメージも全て入れ込み、

なおかつ7.5という数字にまで気にして設計、

それでもって倒れない丈夫な建物。

 

制作当時はガウディ自身あまり評価されてなかったみたいだけど、

今こうやって世界中の人から愛されるようになってよかったって、何故かわたしが思います。笑

 

感動をありがとう、ガウディ。

 

次はガウディの他の作品たち紹介します!


ではでは。